私は近藤勝利(75歳)と申します。日野市に住みはじめて48年目になり、平成14年5月22日に豊田南 第49街区 (1)-(イ)号地、約167m2(1)の日野市公売保留地を退職金にて37,909,000円にて購入(2)した。設計を建築家に依頼して長年住み慣れた自宅を売却した代金にて購入保留地の更地に新築(3)して住まっている。
遺言書作成のために『
そこで「日野市都市計画事業豊田南土地区画整理事業五ヵ年計画」の説明会にて主催者の一人である中野昭人氏に尋ねてみた。そのときの回答は「
中野昭人氏の回答で謎が解けた。公売保留地購入者には、日野市都市計画事業豊田南土地区画整理審議会委員への立候補資格も選挙権すら与えられていないことなどの矛盾点も納得できた。私のように公売保留地購入者が、なけなしの退職金や資産価値のある自宅を売却した金にて日野市公売保留地を購入した者達にも、何れは資産価値がないことが判明する。そんなときへの対策として、文句の言えない体制にしているのである。また選ばれた審議会委員も御用組合よろしく都庁から交付金受け取りの集金係りにすぎないのである。日野市は市長はじめ区画整理課職員や市議ぐるみで不動産詐欺をしていることになる。
そこで豊田南 第49街区 (1)-(イ)号地付近の区画整理状況をGoogleマップやストリートビューにて検索してみたところ。豊田駅南口からすでに惨憺たる状況にあった。
(イ)下図グレー道路を購入時点と現在を比較してみた。(議員特権によるゴリ押し?)
豊田駅南口から一直線に延びる道路に惚れ込み、豊田南 第49街区 (1)-(イ)号の公売保留地の購入を決めたが今では見る影もない。また、前々森田市長のときに『緑と清流の住みよいまちづくり』を提唱し、豊田駅南口地区には3階建以上の建築物は許可しない方針はどうなったのか?今では先住民の日照権は無視され数十階建てのビルが乱立している。
(ロ)シアン(水色)の区間を見てみる。何でもありの状況である。
(ハ)マゼンタ(ピンク)の区間を見てみる。(無駄な経費も地主のためなら実施か?)
豊田駅南口から豊田南 第49街区 (1)-(イ)号までを上空からチェックしただけでも、この状況である。もう少し気になる箇所をチェックしてみた。
1)豊田駅エスカレーター設置の疑問点。
1966年(昭和41年)11月10日:460車両収容の豊田電車区が発足。 47年前発足当時は東洋一の規模でありながら地下道はおろかエスカレーターやエレベーターすら付けられなかった。2012年度乗車人員30,222人/日(降車客含まず)である。2011年3月20日にやっとJR中央線豊田駅に車いす対応型エレベーターが設置される。その後南口階段にエスカレーターが設置された。 ただし、北口階段19段にはエレベーターが設置されただけでエスカレーターは設置されなかった。
2)多摩平の森再開発にて中国猛毒米産地偽装問題で悪名高いイオン誘致が進行している?
日野市の大坪冬彦市長は1963年11月の市制施行から今年で50周年を迎える。平成25年11月2日、市民会館での式典にて、「日野市の未来を切り開いて新たな年の始まりにしたいと」と述べられた。そして、多摩平の森再開発にてイオンモール誘致の工事が急ピッチで進んでいる。
3)日野市ゴミ処理広域化問題。
26年間稼動にて老朽化による日野市クリーンセンターごみ処理施設の建て替え問題は、建て替え後は国分寺市・小金井市との共同ゴミ処理となる。ゴミ処理の広域化は建設費・維持費の削減が図れるために実施される。建設費で比較すると下図のようになる。
小金井市の市内ゴミ処理反対の住民エゴから始まり、平成25年4月14日、日野市長選挙にて、小金井のゴミ受け入れ賛成の大坪冬彦日野市長が当選したことに始まる。新焼却炉はダイオキシンの排出量は現行炉の1/10になるとのことである。しかし、ゴミの量が増えれば水銀などの有害物質の不法投棄が混入されるリスクも増大する。当然ゴミ処理施設へ向かう清掃車の数もごみの量も3倍に増え、むしろ有害物質量は増加し、沿道や焼却炉周辺の日野市住民は騒音や健康被害の損害を被る。
28年間稼動にて老朽化による日野市ゴミ焼却炉建替え問題について、3市合同の日野市クリーンセンターごみ処理施設の立替え説明会が、2015/11/17(火)PM1:30〜5:00にて日野市クリンセンターで開催された。
1)現在の日野市清掃車稼働台数90台/日 ➡ 3市合同処理の清掃車稼働台数280台/日となる。
2)現在焼却能力220トン(実質稼働率50%=110トン)➡ 建替え後の処理能力228トン
3)現在の焼却炉建設費82億6千万円(1987年竣工・ダイオキシン対策工事代金含む)➡ 建替え建設費用の説明なし(推定500億円?)
新焼却炉完成予定2022年でダイオキシンの排出量は現行炉の1/10になる(メーカースペック値)とのことである。
おわりに
豊田南土地区画整理事業にしても、議員特権や地主の無理難題が優先実施されている。日野市都市計画事業豊田南土地区画整理審議会委員なども、日野市市外の弁護士などによる第三者委員会にて構成されるべきで、交付金受け取りに長けた議員・地主や区画整理課に都合のよい不正行為システムになっている。イオンモール誘致・ゴミ処理の広域化など日野市住民の健康問題を最優先に進めるべきである。しかし、効率化最優先に進行しているとしか感じられない。現行の日野市職員の怠慢・議員特権を振りかざす市議の横行や地主優先政策によって、市内の優良企業は逃げ出している。我々一般市民は夕張市やデトロイトのような財政破綻に陥るさまを見守るほかはないのが現状である。
日野市長及び議会は、ゴミの減量化を強要しておきながら、日野市民の健康問題よりも効率優先方針に舵を切り替えたのである。 しかし、日野市長や議員を選んだ大半は団塊世代以上である日野市民である。日野市の区画整理事業費用及びゴミ処理建設費用を次世代日野市民に繰り越すべきではない。一度工事を中断して、総合計費用を計上して日野市団塊世代で均等に清算すべきである。
記2015/11/28
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